十月三十一日は栗名月
旧暦の八月十五日が「中秋の名月」で、芋名月とも呼びます。
これに対して、旧暦の九月十三日夜が、「栗名月」、または「栗の名月」といって古来から親しまれてきました。新暦に直しますと、中秋の名月が十月の三日で、十三夜が十月の三十一日にあたります。
中秋の名月には、里芋やだんごを満月にお供えして祝い、十三夜には栗をお供えします。
栗は弥生時代になって稲作農業が普及する前は、里芋やとちの実などと並んで主食に近い食糧であり、「栗名月」の行事は、縄文時代から行われていた祭事といってよいでしょう。
この日、栗を食べると「やりくり」が上手になるといって、親しい方に「栗」を贈ります。
また、最近はあまり聞かなくなりましたが、十五夜と十三夜を合わせて「二夜の月」といい、両方見えるのが良いとされています。
永山久夫さんの「百歳までの健康ライフ 健康食・健康百科」より
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